直観力トレーニングその11
わたしのものと所有権
こんにちは(^^)江村鍼灸院の江村です。
何かを手に入れるには、それと繋がることです。
わたしたちは『わたしのもの』に、所有権を感じます。
自分の持ち物をひとに貸しても、所有権を感じていれば自分の物です。
反対にひとの持ち物を借りても、相手に所有権があると感じていれば、ひとの物です。
賃貸に住んでいるひとは、ひとの持ち物に住んでいます。
でも『わたしの家』と思っています。
それは建物ではないところに、所有権を感じているからです。
所有権を感じているのは空間です。
わたしの家=わたしの空間です。
わたしたちは、ひとの所有物や形がないものにも、所有権を感じます。
所有権という意識を通す
わたしたちはお箸を使います。
お箸を使う時は、お箸に所有権という意識を通しています。
それによってお箸を體(からだ)の一部にし、自由に使うことができます。
所有権という意識を通すと、自分の一部、自分の延長になります。
手に入れる力はこれの応用です。
手に入れたいものに、所有権という意識を通し繋がることです。
繋がれば自分の一部となり、必要な情報※が入るようになります。
※必要な情報とは?
お箸と繋がれば、お箸の質量を感じ、つまむ場所や力加減が分かります。
繋がるとそういうことを感じ、知ることができます。
自分の一部になるというのは、體もしくは心が調和するということです。
調和と我欲
調和は自然の力です。
わたしたちは、欲しいものを強引に手繰り寄せることがあります。
そこに調和はありません。
不自然な力です。
不自然な力の根源は我欲です。
我欲は無理矢理おし通すことで、欲しいものを手に入れます。
我欲で欲しいものを手に入れるには、パワーが必要です。
自然という圧倒的な流れに逆らうからです。
それよりも自然の流れと調和する方が、早くて楽です。
ですので本当に欲しいもの、起きて欲しいことを手に入れるには、調和することをおすすめします。
調和するには、まず繋がることです。
繋がるための第一歩は、所有権という意識を通すことです。
具体的に調和の練習をしてみたい方は、江村鍼灸院の直観力トレーニングにお越しください。
このブログは健康と武道そして生活を最適化する方法について書いています。
何かのお役に立てれば幸いです。
江村拝
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