ぶっせん
こんにちは(^^)江村鍼灸院の江村です。
漫画家、三宅乱丈先生の作品に『ぶっせん』というものがあります。
この作品の登場人物にキクさんというひとがいます。
※キクさんは明治37年生まれ
キクさんは仏物専寺(仏教学校)の若い生徒たちに憧れ、自分も仏物専寺への入学を胸に秘めます。
しかし、自分は若くないという思いから、一歩を踏み出せずにいました。
そんな時、仏物専寺の和尚がテレビにでて、次のように言います。
『ひとは生きていれば必ず毎日年を喰うでの』
『つまりはこの先のじん生の中で今日より若い日はもう来ないからの!』
『となれば今この時がじん生で一番若い時じゃの♡』
『若い時にはいろんな経験をせんといかんでの♡』
この言葉を聞いてキクさんは仏物専寺への入学を決めます。
和尚の言葉でキクさんは、自分が若いと思えるようになったからです。
自分を若いと思えるひとは、新しいことを始められるひとです。
世間的に若い世代を過ぎたひとでも、自分を若い!と思っているひとは、動きが違います。
なぜなら、ひとは見ているものに向かって進むようにできているからです。
だから『わたしは若い!』と思うだけで、新しいことに向かって動きだします。
若さには可能性があります。
いくつになっても『わたしは若い!』と思うことで、自分の世界を変えていけます。
何かに向かって踏み出せず困っているなら、まず『わたしは若い!』と言ってみてください。
その時、少しでも自分を力強く感じたのなら、すでに可能性は広がり始めています。
このブログは武道から学んだわたしの哲学を書いています。
何かのお役に立てれば幸いです。
江村拝
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