行い
こんにちは(^^)江村鍼灸院の江村です。
現在の行いは、未来に結果となります。
その現在は、過去の行いの結果です。
目的を達成するには、行いが大切です。
ですが目的に向かって行いをしているつもりでも、結果が伴わないことがあります。
結果が伴わないのは、現在から未来に向かう行いをしているからです。
それは今の過ごし方が、未来をつくるという考え方で、現在から未来を見ているということです。
この考え方は、普通のことだと思うのではないでしょうか?
ですが、この考え方では目的を達成する力は弱いです。
なぜ弱いのか?
まずは力が強くなる方法を説明します。
未来設定
ではどうすれば、目的を達成する力は強くなるのか?
それは、未来に向かうのではなく、未来がやってくるという考え方、未来から現在を見るという方法を行うことです。
未来から現在を見るというと、少し特殊に感じるかもしれません。
ですがゴールからの逆算という方法で、みなさんも日常的に行っています。
わたしたちはさまざまなことにゴールを設定し、そこから逆算した行動をとります。
ゴールの設定=未来の設定です。
つまりわたしたちは、日常であらゆることに未来を設定し、設定から逆算した行動をしています。
簡単なことなら食事です。
何を食べるか決めてから(未来設定)、それを作ったり、お店に食べに行ったりします。
しかし何を食べるか決めないと、未来設定できていないので、何にするのかを考えながら、買い物やお店探しをします。
未来設定があると、食事に向かう行いを遂行することができます。
未来設定がないと、まずはそこに至るまでの行いになります。
目的に向かって行いをしているのに、結果が伴わないひとの多くは、この状態です。
一見すると、目的達成に向けた行いのようですが、実は未来設定が曖昧で、未来設定をするための行いになっています。
定まっていないので、定めることが優先され、定まるまではいくらでも変更が起こります。
氣づいたら、脱線していることもあります。
未来に向かうというのは、自由度が高く、自由度が高いゆえに迷います。
目的達成の力が弱くなる理由は、自由度の高さから生まれる迷いのせいです。
未来に向かう→自由度が高い→迷いもでる
未来がやってくる→未来が決まっている→行いを遂行する
わたしたちは未来に向かってもいるし、未来がやってきてもいます。
違いは未来設定があるかないかです。
ないと向かい、あるとやってきます。
僅かな差ですが、この差が大きな違いになります。
目的を達成するひとは、未来設定ができていて、そこから逆算した行いができるひとです。
行いの結果が伴わないと感じているのなら、未来設定を確認してください。
そして未来から現在を観察し、必要な行いをしてください。
このブログは武道から学んだわたしの哲学を書いています。
何かのお役に立てれば幸いです。
江村拝
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