最短、最小回数での上達計画
セオリープラクティスはこれまで、一つの講義に対して一つの項目で行なって来ました。
料金改定に伴い、全ての講義を詰め込み式&希望制に変更します。
詰め込み式では時間内で可能な限り内容を詰め込みます。
希望があれば基礎を行なっていなくても応用を行います。
術理の基礎項目は八つです。
希望がなければ、基礎項目から詰め込んで行きます。
①お腹
二足歩行と四足歩行の違いを體感してもらいます。
二足歩行は頭で體(からだ)の均衡を保ちます。
頭で均衡保つには、體幹が緊張しなければなりません。
體幹の緊張は、二足歩行で行う運動には必要不可欠です。
ですが武術の習得、上達においては不要なものです。
四足歩行はお腹で均衡を保ちます。
お腹で均衡を保つと全身の緊張が消失し、寛いだ状態になります。
お腹の感覚は、體(からだ)の緊張と寛ぎが明確に認識できるようになることで、掴むことができます。
②産靈
わたしたちは、靈(たましい)の止まる存在です。
靈(たましい)という表現を使うと、超常的な話に感じがちです。
ですがわたしの言う靈(たましい)とは、基本的にわたしたちが当たり前に扱っているエネルギーのことなので、全く超常的な話ではありません。
物理や量子といった概念を用いれば、靈(たましい)を理解し産靈も扱うことができます。
まずは、そういう概念に置き換えることからはじめます。
③呼吸
呼吸には流れがあります。
呼吸を捉えるということは、流れを捉えるということです。
はじめに自分の流れを捉え、次に他者の流れを捉えます。
それが分かってくると、もっと大きな流れを捉えることができるようになります。
④お中
お腹、産靈、呼吸を知ることによって意識の世界に対する理解が深まります。
お腹の意識には先があり、それがお中です。
この項目では意識の集中と、意識の命中を学び、より高度な術理を體現します。
⑤軸
武術術理の基礎は意識の世界にあります。
そして武術術理の骨組みは物理法則の世界にあります。
その基本となるのが軸です。
軸の概念から中心点と円周の関係を学ぶことで、術(わざ)の仕組みを理解します。
⑥丹田
武術の話になるとよく登場するのが、丹田です。
まずは丹田はあるのか?ないのか?という話になります。
わたしの武道関係の先輩は丹田などないという考えでした。
わたしはあるという考えです。
次に丹田とハラを同一のものとして稽古される方がおられるようですが、セオリープラクティスでは全くの別物として稽古をします。
お中は意識側、丹田は物理法則側です。
この項目では、中心点と球を学び、物理法則の術理を深めます。
⑦重心
重心を用いた術(わざ)とはどういうものなのか?
まずは體重移動と重心移動の違いから、重心を紐解いていきます。
⑧體を預ける
武術には倒木法と呼ばれる稽古及び術理があります。
一部では武術的な體(からだ)の使い方を学ぶ稽古などと言われていますが、セオリープラクティスでは、筋肉や身體操作の概念を取り払う稽古であり、物理法則的な関係を築くための術理です。
術理の基礎を学んだら次は、三つの護身の基礎を学びます。
①羂索縛り
靈止(ひと)の動きには封じ方があります。
相手の動きを封じることによって、身を護ります。
②武道の三角
羂索縛りは意識の術理です。
三角は物理法則の術理です。
二次元的、三次元的な護身の法則を学びます。
③神輿
神輿は神様をお運びするものです。
その時、神様はわたしたちを隠し護ってくれます。
神輿は意識の術理と、物理法則の術理を掛け合わせた術理です。
その妙を学び、深めます。
術理の基礎と護身の基礎を学んだら、型の稽古を行います。
型は六つ、サンチン、ナイファンチン、パッサイ、クーサンクー、セイサン、セイエンチンを稽古します。
希望があれば、基礎を行わなくても型の稽古からはじめます。
◎創意工夫の手掛かり
基礎、型を学んだら、後は各々の創意工夫が大切です。
わたしは常に創意工夫をしなさいと教わりました。
より高度な域に到達するため、創意工夫をお手傳いします。
ホームページ
YouTubeチャンネル